テレビをニコ動化することも可能なガジェット「ANOBAR」が面白そう

たまたま、こんな記事を見つけた。
ネットの祭りをリビングで再現 「ANOBAR」
これは、使い方によってはかなり面白そうなガジェット。ディスプレイにはFEDを利用し60fpsでティッカー表示が可能ということで、かなり目に優しく文字も読みやすそう。
OSもWindows XP Embedバージョンを使っていて、要は小型のパソコンということだ。
標準でRSSリーダーも付いており、2chのスレッドなどもフィルタリングして表示ができるとか。
前からテレビの上に電光掲示板を置いて2chの実況スレを同時に流してみると面白いんじゃないか、なんてアイデアを社内で話していたりしていたんですが、まさにそれをやってしまったという感じ。
それ以上に面白いのは、ボタンが一切なくリモコンだけの操作、しかも電源ON/OFFも人感センサーでやってしまうところ。ハードとしての存在感に関するコンセプトは、極力、空間内において邪魔をしないものというところが憎い。
利用シーンを考えると、テレビ画面と並行して様々な情報を映し出すので、より自然に情報が割り込めるようにハードそのものの存在感は少なくということだろう。
通信機能は無線LANではなくFOMAを使うあたりが残念だが、これも音を鳴らさないためにファンレスにして熱の問題からできなかったというあたりが、ハードとしてのシンプルな存在感にこだわりがうかがえる。
一般コンシューマー向けへの販売計画はないということだが、こういうハードは作ってみたいと思っていたので、まずはモニターに応募するかな。
公式サイトは↓です。
ANOBAR by ANODOS