次世代広告夜会とネットとテレビの近未来カンファレンス

昨日は汐留通信さん主催の次世代広告夜会に行ってきました。
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最初は「テレビCM崩壊」のAd Innovator織田さんによる、ad:tech NYの振り返り。ブランディング3.0の話の中で気になったのは、Direct Responseが測れるSocial Mediaの活用が進む一方で、Social Mediaのブランディングへの貢献部分について評価がされているのか?どうかというところ。消費者のロイヤリティが高まる効果があったとすれば、それはブランディングの価値として評価されマーケティング費用の再配分もあってよいと思うのだけど、そのあたりはまだ米国でもestablishされていないみたい。
続いてサイバーエージェントの須田さんADKの二木さん、D2Cの田中さん、博報堂の須田さんによるパネルディスカッション。覚えてるところで。

  1. CAの須田さん。ネットで動画とか結構見てます。CNNとか。長い時間見れるものではないのでは?というところに対しては、やっぱりコンテンツの問題。YouTubeのようなものだと2〜3分くらいが限界だと思うけど、いいコンテンツであれば見てしまう。
  2. D2Cの田中さん。「Below the Line」って何じゃあ!?という話から、常にキャンペーンで最後にケータイが考えられるところにあるのを変えていかないと。
  3. 日本の場合、経営クラスでマーケティングを考えるCMO(Cheif Marketing Officer)が不在なので、広告会社も動けないという話があったところ(ん!?と思ってたけど)。途中議論は別のところに行ったけど、クライアントの課題解決をどうやるか?いろんな選択肢があって、新しいものもあって分からないけど、「とにかく動くこと」だと博報堂の須田さんとADKインタラクティブの二木さんの発言があって、さすが!という印象。

第二部のほうはサンシャインでやっていた「ネットとテレビの近未来カンファレンス」に行くために、早目に抜けて移動。博報堂須田さんのセッションは面白かったみたいでちょっと残念。
結局、近未来カンファレンスも間に合わずで懇親会から。近未来カンファレンスで発表した弊社井上のプレゼンを貼り付けておきます。

KNN神田さんと橋本さんの分もアップロードされ次第、貼り付けます。こちらに貼りつけました。
懇親会の最後の挨拶を神田さんに突然振られ、何も思い付かず近未来カンファレンスのテーマが「ここだけのアカルイ話」だったので「不況の話はお腹いっぱい」「明るい話をみんなで発信しましょう」と言ったら、思いのほかウケてちょっとびっくり(笑)
テレビも新聞も雑誌も不景気、不景気でちょっとうんざりしているのも本音。景気には「気」という漢字が入っているように、気分にも影響されるもんだと。やっぱり、アカルイ、景気のいい話をしないとね!