ソーシャルメディアが購買行動に与える影響

TechCrunchの記事でこんなのがありました。
年末オンラインショッピング出費は160億ドル。ソーシャルメディアの購買行動への影響
元ネタのcomScoreのプレスリリースから表を拝借。

これを見ると約3割の人がソーシャルメディアが購買行動に影響を与えたことがあると答えています。
よくよく考えれば、買い物するときに店員とコミュニケーションしたり、友達と一緒に行ったり、実際に使っている人を見て意見を聞いたりするわけなので、プレスリリースにも書かれているようにネット上でのコミュニケーションが可能なソーシャルメディアが広く浸透したことで当然に起こっていることだとも。(現実世界のやり取り=コミュニケーションはフローですが、デジタル化されることでストックになるということ。)
最近、twitterマーケティングが話題になっていますが、店員とのコミュニケーションを置き換えるものだと考えれば、「中の人」を感じられることが成功するための重要なポイントなんだと思います。とはいえ、この調査結果の中ではお得情報を手にいれるためにフォローしたりといったこともしているので、チラシ的な要素でも消費者は使っているということになるんだと言えますが。
先日のIVSでソーシャルゲームがホットでしたが、その時にもゲームじゃなくてソーシャルショッピングが本命じゃないかなんて話もチラホラ出ていました。それ以来ずっと考えていて社内でも議論しているのですが、ソーシャルに加えてリアルタイムという要素が購買行動に影響を与えやすいのは「衝動買い」と「熟考買い」なのではないかと整理できてきました。
年明けにはこの切り口でJingooを絡めたサービス展開を始めたいと考えています。