いまさらですが新年のあいさつなど

気が付いたら、1ヶ月近くもブログを更新していませんでした。
いまさらですが、明けましておめでとうございます。

なかなか書こうと思うようなネタがなく、ずるずると間が空いてしまいました。世の中的には新年初めのネタは「今年の抱負」などを綴るものかと思うので、そのあたりで思いつくことを。

やはり世の中、不景気だという話題が多く、今後どうなっていくのか不透明感が強いという話をよく聞きます。専門家ではないですし、予測したりする立場でもないのですが、ベンチャー企業の経営者という立場からすると、案外早く世界経済は立ち直ると楽観的に考えてたりします。そもそもあまり悲観主義者ではないことや、新しいことにチャレンジしているベンチャーにとってチャンスでもあり、新しい産業が経済に対して復活のパワーを与えていくことにもなるだろうと考えているからです。脳天気なわけではなく、もちろんこういった環境に合わせて身の丈に合わないことはやらないとか、そういったことは当然必要なわけですが。大切なのは企業として掲げたミッションの達成に向けて一丸となることで、またdeciplineも重要だと思います。

ある人が書いていたブログで、日本におけるバブル崩壊後から一旦の景気回復までの「失われた10年」の間に起こったことやとられた政策が、今回の金融危機に対する対処法のよいサンプルとなっていて、これまでに政策対応や出来事などが当時の日本と比べて5倍〜6倍くらいのスピード感で対処され、起こっているというようなことが書かれてました。一つ一つを例示されるとなるほどなと納得感のあるもので、金融・産業一体再生に向けて、日本ではダイエーがそうだったように、米国ではGM含むビッグスリーをどう扱うかが、残された山場になりそうです。これが上手く処理されれば、案外今年の終わりには景気回復に向けた流れが出ててもおかしくなさそうです。一応、楽観シナリオを信じるそれなりの理由も(笑)

いずれにせよ、去年から今年にかけては「変化」ということが鍵になりそうです。オバマ次期大統領が掲げた「Change!」というのは今年の年頭の辞で多くの経営者が口にしたのではないかと思います(私もそうでした)。昨年の漢字は「変」ということだったので、今年は「化」の年になるのではないか、景気がより悪くなるほうに「化ける」のではなく、いい方向に「化けて」もらって、メタキャストも「大化け」する1年にしたいなと思っています。キーワードとしては「火をつける」ということで、サービスの人気に火がついたり、話題に火がついたり、何よりユーザのハートに火をつけていくことで「大化け」を実現できるように頑張りたいと思います。
最後はやっぱり「Yes, We Can!!」で。世の中みんなでそう信じることが、何より大事な1年だと思います。