BRUTUSとダイアモンド

タイトルが若干意味不明だが雑誌の話である。
香港出張中の機内で書いていますが、機内で読む本を空港の本屋で探していたら、BRUTUSYouTube特集、ダイアモンドが新聞・テレビ複合不況の特集ということで衝動買い。
いやあ、YouTubeもついにBRUTUSに特集されるようになったかあと思いながら、読んでみました。
いわゆる業界系の雑誌ではないので、非常に説明が平易にまとめられていてわかりやすい。意外に知らない機能もあるって気付いたりしました。
中でも面白いと思ったのは、私が選ぶベスト10みたいな形で著名人(といってもミーハーな芸能人ではなく、何と表現していいか分かんないけどBRUTUSっぽい人たち)が選んだYouTubeコンテンツの特集。
結構、知らないのもあって、見たいなあとそそられる感じにうまく概要説明もあるところあたりは、やっぱりこういう紙メディアの編集の力あるよなあと感心しつつ、後でチェックしようかと。
結構、著作権的にはグレーだよなあというのが一杯あったんだけど、注釈に2008年10月31日現在YouTubeにあったもので、削除されている可能性があるって。
むーん、時間の問題でなくなりそうなのは残念だ。
というか、やっぱりこういう編集部的に面白い動画を取りまとめるというのもありだなあと思った。
Mitterも今はランキング的なピックアップの仕方なので、もっとニッチだけど面白いのをたくさん見ているユーザをピックアップするようなこともやりたいなあ。
Mitterから人気のビデオウォッチャーが出てくるようになると面白い。
もう1冊は新聞・テレビの複合不況という特集で、こちらは既存メディアのお話。
インターネットの登場以降、常に語られるテーマだけど、今回のリセッションが本格化するリーマンショック前からテレビの広告収入の落ち込みがひどくなっている(中間期の決算で軒並み前年同期比マイナス)。ちなみに、就活前学生の人気ランキングを見ると。。。
面白いコンテンツを作るプロであるテレビ局には頑張ってほしいと思うのだけど、ビジネスモデルの転換をどう行うべきかは実際には難しいんだろうなあ。
こっちについては色々と書きたいこともあるけども、すでに語りつくされた話でもあるので、やめておこう。
記事の中で、ああなるほどと思ったのはアメリカではメディア(というよりは報道か)の言うことはその発信先によってとらえ方を視聴者が調整するという文化もある(というか結構普通に政治のことを語るような気もするけど)っていうところ。
ある意味でのメディアリテラシーに関する文化の差はあるのかなと。
なんだかまとまってないけど、そろそろ寝よう。