「情報力」を読んだ。
メタキャストの共同創業者でアルファブロガーでもある橋本さんに著書の「情報力」を頂いてたので読みました。
常日頃から、情報収集・処理の仕方についてtips的な話をよく聞いてたけど、彼のノウハウがまさに凝縮された一冊。
どん欲なまでにデジタルツールを試して使うというのはどこまでマネできるかなあ、とは思ったもののいくつかは試してみたいのがいくつか。むしろアナログ的なPost Itの使い方のほうがすぐにでもできるかな。
個人的にこれはどんどんやったほうがいいだろうと改めて思ったのは「情報パーツ化」。とにかく、これはと思った情報はどんどん「情報パーツ」としておくというもので、ひと手間かけることで使い回しやすくできると。具体的には
- 印象に残った部分を抜き出し、太字にしておく
- 複雑な内容は要約する
- 表や図にしておく
というもの。こうした手間が内容の咀嚼の助けにもなり、また再利用しやすくなると。
思考のプロセスを「見える化」するというところも確かにとうなずくところ。中間でもアウトプットをどんどん残すことで人に説明することができる。完成形になるまで説明しないというのは、その途中のプロセスで進んでいるところがあっても、人に分かってもらうことが出来ない。頭の中にあることをとにかくアウトプットして残してしまうというのは、指摘の通り何かにつけてよいことしかない。たとえば、自分では打開策が見つからず行き詰っていても、人に説明してみると打開策が見つかる可能性だってあるからだ。
見開き2ページでtipsが図表入りで説明されていて、非常に読みやすい1冊でした。知り合いの本だからというわけじゃないけど、おすすめです。
- 作者: 橋本大也
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2009/01/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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